iPhoneと財布、文庫本、ペットボトルが入るような
ちょっとしたおでかけに使えるレザーバッグが欲しい!
今まではマンハッタンポーテージのボディバッグを使っていましたが、それだとカジュアルに振れすぎてしまっているのが最近の悩みでした。
理想はレザーだけど普段使いしやすい、ガシガシ使えるもの!
そんな中浮上したのがオールドコーチ。
僕がオールドコーチを選ぶ際に気をつけたポイント、シミを消しに僕が奮闘する様子をまとめました。
- オールドコーチが気になっている人
- オールドコーチの汚れが気になる人
は最後まで読んでいってくださいね。
Contents
オールドコーチとは
諸説ありますが、80年代~90年代にコーチが若者向けに販売した低価格モデルを指すことが多いようです。
コーチは若者が手に取りやすいよう低価格モデルを発売しましたが、ブランドの価値を下げることなくブランドのファンを増やすことに成功しました。
その理由が高品質なクラブタンレザー(野球のグローブに着想を得たレザー)とシンプルなデザインでしょう。
そんな高品質で現代でも男女問わず使えるシンプルデザインのバッグが1万円~2万円程で手に入るとあって今でも根強い人気があります。
オールドコーチの選び方
どこで買えるか分からないし、いっぱい種類があるからどれを選んでいいか分からないですよね。
どこでどんなものを買うのがいいか解説します。
オールドコーチはどこで買える?
オールドコーチですが古着屋さんで1万~2万円程で買うことができます。
リサイクルショップで格安で売っていることも…!
メルカリなどでも数多く出品されていて値段も色々あるので丁度良いものが見つかるかも!
僕はメルカリで購入しました!
毎日どんどん出品されてるから毎日チェックが日課になってました 笑
オールドコーチ年代の見分け方
内側のレザーの刻印の文字によって生産された年代を見分けることができます。
購入の際の参考にしてくださいね。
1960年~1970年代
『MADE IN NEW YORK CITY U.S.A.』と書かれているものは1960年~1970年代のものです。
1980年代
1980年代のものには2パターンあります。
『MADE IN U.S.A.』もしくは『MADE IN THE UNTED STATES』と書かれているものは1980年代のものになります。
1990年代
今まで生産国は刻印の下部に書かれていましたが1990年代からは文中に生産国の記載があります。
『HANDCRAFTED IN UNITED STATES』の記載があれば1990年代のものになります。
またこの頃からバッグの形が同じでもアメリカ以外で生産されたバッグも出てきます。
せっかくならアメリカ製のものを選びたいですよね。
オールドコーチに偽物はある?見分け方は?
オールドコーチにも偽物が存在するようです。・
見分け方としてはジップが「YKK」か「IDEAL」であるか。
またファスナーの刻印が鮮明であるか。(偽物は文字がつながったりつぶれている)
縫製が1インチに12目であるか。(オールドコーチの縫製は必ず1インチ12目)
また偽物ではありませんが製造番号に『F』が入っている場合はアウトレット専用アイテムになります。
デザインを気に入って選ぶのであれば問題ありませんが、コストを抑えたアウトレットアイテムであることに留意しましょう。
購入したオールドコーチ
僕はメルカリで4500円で入手しました。
大体相場は10000〜20000円くらいですが、僕が購入したものは汚れやシミが多かったため格安で売られていました。
汚れやシミは多かったですが写真で見た感じ、革の油分は残っている印象を受けました。
そのためメンテナンスしたら普通に使えるんじゃないかと判断しました。
まぁダメでもギリギリ許せる値段だったのもありますが…
とりあえず丸洗いだっ!
まずは丸洗い(中性洗剤)
届いたバッグを見ると写真で見た通り汚れが気になったので丸洗いすることに。
特にレザー用の洗剤を持ち合わせていなかったため、まずは中性洗剤のエマールで洗うことにしました。
ネットで検索するとエマールで革製品を洗っている人がいたことと、最悪失敗してもいい気持ちで丸洗い。
結果、表面の白いカビのようなものは取れましたがシミは取れず…
補修剤でケアしてあった部分の補修剤がおちて無垢の状態になりました。
そのため隠れていたシミまで浮き出てきてしまった印象です。
丸洗い後は陰干しし、半乾きの状態で一度ラナパーを塗りました。
さっぱりして匂いも和らいだけどシミが気になるなぁ。
M.MOWBRAY ステインリムーバーを使ってみる
続いて革靴のメンテ用に買ってあったM.MOWBRAY ステインリムーバーでしみを拭いてみることにしました。
鞄全体を拭いてみましたが特に状態は変わらず…
サドルソープで丸洗い
結局サドルソープを購入して丸洗い2回目。
これでダメなら補修クリームでシミを隠そう!
短期間に2回も洗うのは革にもダメージになってしまうけどもう一回だけチャレンジします。
あとサドルソープを使ってみたかったというのも密かな理由…笑
多分屋外でやった方がいいんだろうけど、寒いし夜だったため洗面台で丸洗い。
サドルソープ意外と泡立つし、優しい爽やかな香りが心地良いです。
泡自体に保湿成分があるので泡で洗った後は洗い流さず、泡を拭き取るイメージで拭いていきます。
バッグの外全体を洗いましたが、シミは変わらず。
ただ購入時にあった他人の家の臭いは完全に消え、純粋なレザーの香りになりました。
人のニオイがなくなるのは嬉しい!ニオイが気になる人にもオススメ
食器用洗剤
レザーバッグのシミ消しに奮闘していると妻から一回だけ私にもやらせて欲しいと打診がありました。
持ってきたの食器用洗剤。
目立たない底の方で試してもらいましたが、結果シミは消えず…なんなら少し周りの色も濃くなりました。
実際に食器用洗剤でシミが落ちることもあるようですが、洗浄力が強力なため諸刃の剣です。
使用する時は覚悟を決めてどうぞ!
ごめーん
補修クリームで隠す
最後の手段です。
補修クリームでシミを隠します。
使用したのはサフィールのレノベイティング カラー補修クリーム。
以前革靴のメンテナンス用に購入したものがそのまま色もピッタリでした。
初めは水で薄めて塗っていましたが、シミが隠れる様子がなかったため、クリームをそのままウエスで塗りました。
シミが目立つところを中心に濃く、そこから周りに向かってぼかす感じで塗っていきます。
お!これはいい感じじゃない?
翌日にラナバーで保湿してあげて完成!
最初に比べるとすっきりとしてシミや汚れも気にならないレベルになりました!
オールドコーチメンテナンスビフォーアフター
最初に届いた状態より格段に綺麗になりました!
届いたばかりはカビだらけの状態。
続いて丸洗い後の状態 。
丸洗いでカビと臭いはなくなったけどシミが気になります。
最後に補修クリームでメンテナンスした状態がこちら
革の質が良いしまだまだ長いこと使えそうです。
これから使うのが楽しみ♪
オールドコーチ洗っても取れないシミは隠そう!
シミ取りに奮闘しすぎてまだ使ってもないのにもう既に愛着が湧いてるぜ 笑
黒やネイビーなど濃い色のものを選べばこんなにシミ消しに労力を割かずに済んだかも。
まぁライトブラウンが欲しかったからいいんだけどさ。
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一昔前までは1万円を切っていたらしいのでだんだん値段はあがっているようです。