家を建てるにあたってとにかく家の中をスッキリとさせたかった私たち。
テレビも壁掛けでテレビボードもなし。
ほとんど家具をおいていないこと、無駄のない間取りを目指したためフリーの壁もかなり少なく、雑貨を飾るスペースがあまりありませんでした。
飾り棚でも設置しようかと考えた時に、壁に穴を開けることへの抵抗感、そして壁に下地が入っていなくても大丈夫なのか?という不安からなかなか実行に移せずにいました。
そんな時に見つけたのが無印良品の『壁に付けられる家具』シリーズ!
付属している専用のピンで固定するので最小限の穴しか空きません。
我が家では3種類をそれぞれ3ヶ所で使用しています。
今回は我が家で愛用中の『壁にかけられる家具』シリーズの実用例を3つ紹介していきたいと思います。
1.コーナー棚で玄関に消毒スペースを
壁につけられる家具コーナー棚を使ってアルコールスプレーを設置しました。
間取りを検討していた頃はこんなに感染症が蔓延していませんでした。
そのため手洗い動線の優先順位は低めで、玄関から洗面所まで離れている間取りとなりました。
しかし今のご時世、帰ってきたそのままの手で家の中のものを触るのには抵抗があります。そこで玄関にアルコールスプレーを設置しようと考えました。
しかし一条工務店の標準のシューズウォールには飾り棚というものがありません。
シューズウォール自体はスッキリしていてとっても気に入っています。
そこで壁につけられる家具コーナー棚の登場です。
色は床材のオークに合わせてオークをチョイスしました。
初めから設置されていたかのような違和感のなさ…!
『壁につけられる家具』シリーズ全般に言えることですが、説明書が分かりやすくガイドもついてくるため取り付けに困ることは無いと思います。
アルコールスプレーとシャチハタ、段ボール開梱用のミニカッターを置いています。
どれも玄関で使うものばかりですぐに使うことが出来て便利です。
コーナー棚は玄関から入った時に視界に入りづらい隅に設置することで見た目をすっきりとさせることができます。
また壁掛けのため棚の下のスペースも有効活用できます。我が家は雨の日は傘立てをこちらに置いています。
2.長押で魅せるディスプレイ
無印良品の壁に付けられる家具「長押タイプ」幅88センチ
「長押」は「なげし」と読みます。
恥ずかしながら僕はこの記事を書いていて初めて知りました。
元々、長押とは日本建築で、柱から柱へ渡して壁に取り付ける横木のことらしいです。
確かに実家の和室にも似たようなものがついていました。
色はダイニングテーブルと合わせてオークを選択。
L型タイプのものと迷いましたがダイニングテーブルの横の壁で人通りも多いため、出っ張りが少なく引っかかりづらい長押タイプにしました。
手前に立ち上がりがあるためものが落ちません。
壁に取り付けた時の溝の幅は約3センチ。
本も余裕で飾れてしまいます。
我が家はゴッホの画集をインテリアとして飾っています。
取り付けた時に飾るものを決めておらず、家にあるものをとりあえず飾っただけだったのですが、なかなかいいアクセントになってくれました。
またリビングダイニングに飾ってあるので2歳の息子も気になるようで
「ゴッコ たい!(ゴッホ 見たい)」と興味を持って観てくれるようになったのは嬉しい誤算でした。
3.子どもの手に届かないところに観葉植物を
うちはまだ子どもが小さいので観葉植物を床置きすることに抵抗がありました。
そこでこちらも壁に付けられる家具棚を使って観葉植物を飾ることにしました。
使ったのは壁に付けられる家具棚44センチです。
こちらも色はオーク。棚の下に置いてある絵本棚との相性もバッチリです。
奥行きが12センチあるので、3号ポットの観葉植物とポストカードを飾るのに丁度良い大きさです。
一応地震などで落下しても大丈夫なように鉢カバーはブリキのものを選んでいます。
植物はフィカス、育て始めたばかりですがなかなか丈夫そうな子です。
長押タイプより物を置くスペースが広いので色々な物を置くことができます。
しかし出っ張りは大きいので引っかかりにくいところに設置するのがオススメです。
まとめ
家を建てる時に飾り棚をわざわざ付けなくても今はお手軽に棚をつけることが出来るんですね。
部屋の雰囲気も簡単に変えることができます。
おうち時間が増えてお部屋の雰囲気を変えたいという方いかがでしょうか?
持ち家でなくとも、無印良品「壁に付けられる家具」なら最小限の穴で設置できるので賃貸の方にもオススメです。
※壁の穴に関しては自己責任でお願いします。